競技ルール

ゴルフ規則
日本ゴルフ協会(JGA)ゴルフ規則及び本大会ローカルルールを適用する。

使用球
競技者の使用球はR&A発行の公認球リスト(JGAホームページ:www.jga.or.jp)に記載されているものでなければならない。
この条件の違反の罰は、競技失格。※本競技ではワンボール条件は適用しないものとする。

使用クラブ
R&A/USGAのテスト基準を超えるスプリング効果を持つドライビングクラブ(所謂「高反発クラブ」)はJGAルールの変更に伴い使用不可とする。

使用ティー
グラウンド
男性:バックティー(目安として6,700ヤード前後)
シニア※:シニアティー(目安として6,300ヤード前後)
女性:レディースティー(目安として5,900ヤード前後)
※シニアは満年齢55歳以上の方

ホールとホールの
間での練習禁止
競技者はプレーを終えたばかりのホールのグリーン上やその近くで練習ストロークをしてはならない。
これに違反して練習ストロークした場合、競技者は次のホールで2打の罰を受ける。
ただし、ラウンドの最終ホールでのときは、そのホールで罰を受ける。
※1.地区決勝及び本戦マッチプレー時はプレーの進行を妨げない限り、練習ストロークした場合は、無罰とする。
※2.指定練習グリーンを除く

プレーの一時中止
と再開
(1)プレーの一時中止(落雷などの危険を伴わない気象状況)については、ゴルフ規則 6-8b,c,dに従って処置すること。
(2)険悪な気象状況にあるため、委員会の決定によりプレーが一時中断となった場合、同じ組の競技者全員がホールとホールの間にいた時には、各競技者は委員会よりプレー再開の指示が出るまでプレーを再開してはならない。
1ホールのプレー途中であった時は、各競技者はすぐにプレーを中断しなければならず、その後、委員会よりプレー再開の指示が出るまでプレーを再開してはならない。
競技者がすぐにプレーを中断しなかったときは、ゴルフ規則33-7に決められているような、罰を免除する正当な事情がなければ、その競技者は競技失格とする。(ゴルフ規則6-8b注)
(3)プレーの一時中止と再開の合図について中止、再開の合図はゴルフ場によって異なるので、険悪な状況になった場合はゴルフ場からの案内に注意すること。

天候悪化で競技が
中止の場合
競技中止の時点で9ホールを消化していれば競技成立、消化していなければ不成立とする。
なお、9ホールでの競技成立の場合は、アウトスタート・インスタート各々の最少スコアチームを上位とする。
タイスコアが発生した場合は、アウトスタートは9番、インスタートは18番からのカウントバックにより上位を決定する。
※但し、競技委員長の裁定により9ホールを消化していない場合でも競技を成立させることができる。

タイスコアの場合
チームのスコアがタイとなった場合、予選のストローク方式においては、アウト・インどちらのスタートにかかわらず、18番ホールからのカウントバックにより上位を決定する。本戦のマッチプレー方式においてマッチイーブンの場合、OUTスタートのマッチは、18番ホールからの○(UP)カウントバックにより勝者を決定し、INスタートのマッチは、 9番ホールからの○(UP)カウントバックにより、勝敗を決定するものとする。
ただし、決勝戦および3位決定戦は競技委員長の指定するホールを使用してのプレーオフ(サドンデス方式)によってチャンピオンおよび3位を決定する
※指定時間内に指定ホールのティグラウンドに来ない場合は、プレーオフの資格を失う。

チーム内の一人が
棄権した場合
プレーの途中でチームを構成する1人が不慮の事故や病気等によって棄権した場合、 9ホールを消化していれば残りの1人のスコアを採用することで正式記録とする。
9ホールを消化していない場合、そのチームのスコアは参考記録となる(1人でプレー続行しても構わない)。

競技終了時点
本選手権は、競技委員による成績発表がなされた時点で終了したものとみなす。

競技方法
・2人1組のチーム戦とし、18ホールズフォアボールストロークプレーによって行う。
※本戦マッチプレーでは2人1組のチーム戦とし、ホールバイホールのマッチプレーとする。

・それぞれが各自の球をプレーし、2人のうちどちらか少ない方のスコアをそのホールのスコアとする。
(パートナーの1人が1ホールのプレーを終えなくても罰はない) チームのスコアが確定した時点で、パートナーのボールはピックアップすること。

・本戦マッチプレーでは、各ホールで相手チームに対するカップインのコンシード、及び自チームのギブアップを宣言することにより、プレーの進行を早めることができる。

・本戦マッチプレーでは、対戦成績に関係なく18ホールプレーする場合と、対戦成績成績により、競技の途中終了もあるものとする。


・ティショットはスタートホールにおいてはドロー表の順番とする。

・次のホール以降はチームスコアの良いチームがオナー権を持ち、チーム内であれば、任意の打順でプレーすることができる。ただし、2打目以降は原則とし遠球先打でプレーをする。遠球先打の例外として、グリーン上においては戦略上、必ずしも遠いボールからパッティングしなくてもよい(例:カップに近いパーパットと遠いバーディパットが残った状況で、パーパットを先に決めてから、バーディパットを打ってもかまわない)。

・プレーヤーは同じチーム内のパートナーおよびキャディからアドバイスを受けることができる。なお、他のチームのプレーヤーにアドバイスを与えたりあるいはアドバイスを求めた場合にはJGAゴルフ規則第8条によりそのホール2打の罰を付加する。

・故意に違う方向に打つなど、故意にパートナーの援助をするプレーをした場合は、そのホール2打の罰を付加する。(フェアープレーの精神)

・処置について疑問のある場合や、1ホールのプレー中に競技者が自分の権利やとるべき処置について自信がない場合、その競技者はマーカーである同伴競技者に裁定をあおぐものとする。
※競技者及びマーカーである同伴競技者が処置に自身がない場合には競技委員長の裁定をあおぐこと

ローカル・ルール
1.アウト・オブ・バウンズの境界は白杭をもって標示する。

2.修理地は青杭又は、白線をもってその限界を標示する。

3.ウォーターハザードは大会ローカルルールで指定する場合を除き、黄杭又は黄線、ラテラル・ウォーターハザードは赤杭又は赤線をもってその境界を標示する。

4.排水溝は動かせない障害物とする。

5.人工の表面をもつ道路に接した排水溝は、その道路とみなす。

6.電磁誘導カート用の2本のコンクリート軌道は、全幅をもってカート道路とみなす。球がこのカート道路の上にある場合、競技者はゴルフ規則 24-2b(i)を適用しなければならない。このローカルルールの違反の罰は、2打。

7.使用禁止の表示のある予備グリーン(カラーを含む)はプレー禁止の修理地(スルー・ザ・グリーン)とし、その上に球があり、スタンスがかかる場合、競技者は 25-1b(i)を適用しなければならない。このローカルルールの違反の罰は、2打。

8.樹木保護のための巻き網は樹木の一部とみなすが、球がその巻き網に挟まって止まった場合は、罰なしにその直下の地点から1クラブレングス以内で、且つホールに近づかない個所に球をドロップすることができる。取り出した球は、拭くことができる。このローカルルールの違反の罰は、2打。

9.グリーン上に球がある時はパター以外のクラブの使用を禁ずる。但しパターが破損し使用不可能な時はその限りではない。

10.スルー・ザ・グリーン(砂地の場所を除く)のどこでも、自己の球がその勢いで自ら地面に作った穴(ピッチマーク)にくいこんでいるときは、その球は罰なしに拾いあげて、ホールに近づかず、しかも球の止まっていた地点にできるだけ近い個所にドロップすることができる。取り出した球は、拭くことができる。

11.固定スプリンクラーヘッドはすべて動かせない障害物であり、これらのものによる障害からの救済はゴルフ規則24-2によりうけることができる。
その他にも球がグリーンから外れてはいるがハザード内でないところにある場合で、そのような障害物(スプリンクラーへッド)がグリーン上にある時、またはグリーンから2クラフブレングス、球からも2クラブレングスの範囲内にあり、しかも球とホールを結ぶプレーの線上に介在している時には競技者は次のような救済を受けることができる。
a)ホールに近づかずに、
b)そのような障害を避けられる、
c)ハザード内でもグリーンでもない場所で、
球のあった箇所に最も近い所にドロップしなければならない。拾い上げた球は拭くことができる。このローカルルールの違反の罰は、2打。

賞 典
・予選参加チームには参加賞を贈呈する。
・マッチプレー本戦進出チームにはクォリファイ賞を贈呈する。
・本戦にて3位までのチームには翌年度マッチプレー本戦大会へのシード権を1年のみ与える(メンバー変更の場合は無効)。
・全国大会ベスト4進出のチームは、準決勝・決勝当日のプレー代は副賞として無料とする。
・上位3位までのチームには副賞を贈呈する。

注意事項
●ゴルフ場ごとに競技の条件やローカルルールに追加・変更がある場合は、当日、大会掲示板又はスタートホールの机上に掲示して告示する。

●大会受付のチェックイン登録は、遅くともスタート50分前には必ず済ませ、スタート5分前には、必ずティグラウンド側にて待機すること。スタート時刻に遅れた場合にはペナルティを課すか、または失格というケースもありうる。スタート説明を受けずにスタートすることはできない。

●スタート前の練習は練習場において備付けの球を使用し、1人1箱とする。

●グリーンに著しく損傷を与えるシューズは使用禁止とすることがある。

●本競技は大会指定ティマークを使用する(1・10番のみ大会特別ティマークを併用)。特設ティは使用しないものとする。

●予選において登録選手2名のうち、1名の変更は認めるが、出場資格を遵守したものでなければならない(スタート40分前までに登録し直すこととする)。また予選通過以降は変更できない。

●チームを構成した1人が当日欠席した場合、その残された1人はドローの同伴競技者としてマーカーをつとめるケースがある(その残された1 人はマーカーを兼ねた参考記録の選手として出場できる)。また、マーカーをつとめるプレーヤーが欠席の場合、事務局からマーカーがでる場合がある。

●ドローは諸般の事情により当日変更もありうる。なお、ペアリング(ドロー)は事務局が決定する。

●プレー中はマナーを遵守するとともに、スロープレーは厳禁とする。前組との間隔を1ホール以上空けることのないよう注意すること。1ホール以上空いた場合、ペナルティを課すことがある。

●ハーフラウンドを原則2時間20分とし、2時間45分を超えた場合はペナルティを課すことがある。

●OBまたはロストボールの可能性がある場合には、必ず暫定球の処置を行うこと。

●ショートホールで後続組がティグラウンドに到着しており、同伴のプレーヤーの全員がグリーンオンしている場合は、球をマークして取り除き、後続組に打たせること。

●コース内に携帯電話の持ち込みをしないこと。

●キャディはゴルフ場で配属するものを使用し、他からの帯同キャディは認められない。

●ギャラリー(応援者)はコース内に立ち入ることができない。

●エントリーフィ入金後は如何なる理由でも返金できません。また、参加会場の変更もできません。

●最終的な参加会場等の決定は事務局に一任させていただきます。

●主催者の責に帰すべき事由によるもの以外に、大会中に発生した傷害、事故等については一切責任を負いません。

●日本国憲法に問われている者、或いは現在、過去において暴力団に関係する者及びこれらに準ずると判断される者は、本競技への参加を認めません。また大会出場後あきらかになった場合でも、その時点で失格とさせていただきます。

●本競技の品位を損なう行為があった場合は、プレー中であっても即刻、競技への参加を取り消します。

●参加者の顔写真および氏名等を使用する権利は大会事務局に帰属させていただきます。

●お申込みされた方の個人情報は大会に関するご連絡に利用させていただく他、大会事務局、主催者、およびイベント協賛社よりイベント・出版物・販売物等の資料送付に利用させていただくことがあります。ご希望されない方はご連絡をお願いします。

●お申込みされた方の個人情報は大会事務局が責任を持って管理し、第三者に開示・提供することはありません(法令などにより開示を求められた場合は除く)。

●競技関連問い合わせ先/サンケイスポーツ ダブルスマッチプレー選手権  TEL : 0120-391-562  (平日10:00~18:00)
主催:サンケイスポーツ 企画運営:株式会社ファースト